育児と肩こり・首こり
育児と肩こり・首こりの関係について
育児と肩こり・首こりの特徴
肩こりは筋肉の緊張や血流の悪化によって引き起こされることが多く、育児では赤ちゃんを抱っこしたり、授乳、オムツ交換を行ったりする動作が頻繁に必要です。これにより、特定の筋肉に負担がかかり、肩こり・首こりを引き起こしやすくなります。さらに、育児のストレスも肩こりの一因とされています。ストレスがかかると、筋肉が過度に緊張しその結果、肩こり・首こりが生じる可能性が高まります。
育児が原因で、肩こり・首こりの原因となる筋肉
三角筋 | 腕を下げて赤ちゃんを抱っこするときに使用する筋肉です。 |
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肩甲挙筋 | 肩甲骨を上げる動作に関与する小さな筋肉で、赤ちゃんを高く持ち上げる際に緊張します。 |
僧帽筋 | 首から肩甲骨にかけて広がり、多くの肩こりの原因となる筋肉です。特に抱っこ紐を使う際や、赤ちゃんを背負う際にこの筋肉は働きます。 |
広背筋 | 背中の中央部に位置する大きな筋肉で、赤ちゃんを抱きかかえたり、抱っこ紐で背負う際に使われます。 |
脊柱起立筋 | 脊柱沿いに存在する筋肉で、赤ちゃんを抱っこしながら立っている、または歩いているときにこの筋肉は緊張します。 |
育児が原因の肩こり・首こりに対する施術
深部筋肉ほぐし
お子さんの抱っこや抱き上げる動作などで緊張と疲労しやすい深部の筋肉をほぐしていきます。
トリガーポイント療法
首から肩、そして背中にかけて広がる僧帽筋・広背筋に存在するトリガーポイントを見つけリリースします。
肩甲骨はがし
育児でよく使用する肩甲骨周辺の筋肉が緊張し、肩甲骨の動きが悪い場合は肩甲骨はがしを行います。
筋膜リリース
首・肩・背中・腕にある圧痛点を探し、圧痛点のある筋膜をリリースします。
筋肉の滑走性改善
育児が原因で緊張し周りの筋肉と癒着しやすい、肩甲挙筋等の滑走性を改善します。
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